ハーレーダビッドソン ( Harley-Davidson ) のスポーツスター ( Sportster ) のエンジンにチューニングを加え独自フレームに搭載するビューエル ( Buell ) 。それをモチーフして彼らの製品のプロトタイプとの設定でデザインしました。
ビューエルの市販車と同様にスポーツスターエンジンを独自のツインスパーフレームの高めの位置にコンパクトに搭載しています。
ホイールベースを短くしようとするとサスペンションユニットとエンジンのリアバンク側シリンダーが干渉します。これを避けるためにサスペンションユニットをエンジン下へ水平マウントしています。実車でも、S、X、Mシリーズなどスチールパイプフレーム時代のビューエル車はそのようなレイアウトを採用しています。この実車のサスペンションユニットは通常と違いバウンド側で伸び、リバウンド側で縮むという通常とは作用が逆になります。
レゴ ( LEGO ) のサスペンションユニットは縮み側でしか作用しませんので、リンクを追加して作用方向を変換して組んでいます。
このサスペンションについては、以前にオランダの方から要望があり組立ステップの写真を用意したので、このリニューアルのついでに追加しておきます。私の作品についてメッセージを頂くのは英語の通じないヨーロッパ圏の方が多いです。
フロントサスペンションは倒立型を模しています。フロントブレーキも大径ディスクのリムマウントを再現したかったのですが良い方法が見つからず手付かずです。
排気系も実車同様に前側に引き回し管長をかせぎサスペンションユニットに並列にマウントされたサイレンサーに接続しています。
重量物を中央に凝縮集中させ、シート廻りは小さくまとめて、ビューエルらしさが出ていると思いますが、如何でしょうか?
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